ピエール・ガスリー (AT02-05, Car 10)
Race: Pos. 6th 

「今日はフェラーリの前のトップ6以内でフィニッシュすることができて満足しています。すごく嬉しい結果ですし、多くのポイントを持ち帰ることができました。新たなサーキットということでトリッキーになるとは思っていたのですが、週末を通して良いパフォーマンスをすることができましたし、有利なスタートポジションを獲得することができました。様々なことが起こり難しいレースでしたし、すごく長いレースだったのでかなりの集中力が必要でした。今回のサーキットのファーストコーナーは複雑だと分かっていたので、計3回のスタートは厳しかったです。しかし、チャンスは全て掴もうと努力しましたし、結果的に良い仕事をすることができたと思っています」

「タフな午後になりました。レースの序盤は苦戦しましたが、最後のリスタートは上手くいきましたし、順位もいくつか取り戻すことができました。残念ながら少しプッシュしすぎてベッテルと接触してしまいました。マシンのペースがかなり良さそうだったので、少し減速してオーバーテイクのチャンスを待つべきでした。あれは自分のミスなので彼に謝りました。今日はポイント獲得ができたと感じているので悔しいです」（※原文英語）

フランツ・トスト (Team Principal)

「まず初めに、ジェッダでのこの最高のイベントの開催に際して、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子に祝意を表します。実に素晴らしいサーキットでした。しかしながら来年に向けての改善点があるとすれば、コーナーの増設でしょう。そうすればアクシデントに巻き込まれたマシンも少なくなり、長時間の赤旗を避けることができると思います。

我々に関しては、ピエールがP6からのスタートでしたが、最初のスタートはあまり上手くいかず、ファーストラップは8位での通過。ユウキはP8からスタートし、彼もまたいくつか順位を落としてしまいました。しかし赤旗に救われその後は少しポジションを取り戻すことができました。2回目の赤旗の際は、ピエールは特に良い仕事をしてくれましたし、P6を取り戻してチェッカーフラッグが振られるまでその座を守ってくれました。素晴らしいレースを繰り広げ、またもや力強いパフォーマンスを見せてくれて最高です。ユウキもファイナルスティントで多くの点を改善し、数台をオーバーテイクしてポジションをP9まで上げてくれたのですが、残念ながらその後コーナー1でベッテルと接触してしまいました。彼のトライとオーバテイクは正しい判断であったと思っています。しかし結果的に接触し、フロントウィングにダメージを負ってしまうことになってしまいました。その後はパーツの交換を余儀なくされ、マシンにハードタイヤを装着したのですが、その後は力強いラップタイムと共に良いレースを繰り広げてくれました。全体としては、ピエールが6位獲得、ユウキも週末を通して本当に素晴らしいパファーマンスを見せてくれたので、初めてのサウジアラビアは我々にとって良い経験となりました。アブダビでの最終レースを楽しみにしています」