ピエール・ガスリー (AT03-04, Car 10)
Race – 5th
「今日は私たちにとって非常に素晴らしい1日でした。私たちの今シーズンの出だしを考えると、トップ5でのフィニッシュは本当に良いことです。運に見放されていた部分もあるので、ここバクーで達成できたようなクリーンな週末を過ごすことが重要でした。今週末はミスを犯さず、実に素晴らしいペースで走り、昨日は今年最高の予選となりました。今日は今シーズンで最高のポジションでフィニッシュできました。ルイスとのちょっとしたバトルも楽しかったです。決勝で使える新品のハードタイヤは1セットのみだったので、レースのスタート時から過酷になることは予想していました。なので、何事もなくレースを終えることを本当に望んでいましたが、残念ながら、2度目のバーチャルセーフティカーが導入され、それが私たちに有利に働かないことを知っていました。ルイスがピットインして新しいタイヤに交換した後、私はできる限りベストを尽くして防御しましたが、彼ははるかに速かったです。レースを通してタイヤのケアをしようとしましたが、実際にはうまくいっていませんでした。ただ、メルセデスを相手に戦う立場にいるということは、私たちが良い仕事をしていることを意味します。なので、今日チームが多くのポイントを獲得できたのは素晴らしいことです」
角田裕毅 (AT03-02, Car 22)
Race – 13th
「今日は本当にがっかりしています。 信頼性の問題が出るまでは、レースはうまくいっていました。タイヤをコントロール出来ていて、ペースも良かったので、今日は余裕を持って6位フィニッシュできたと思います。 パフォーマンスに大きな変化がなかったので、問題について完全には把握していませんでした。そのため、ピットに呼び出されたときに少しショックを受けました。 チームは今週末とても素晴らしい仕事をしてくれて、すべてのセッションで力を発揮できていたので、自分だけノーポイントで終わり、とても残念です」(*原文英語)
ギヨーム・デゾトー (Head of Vehicle Performance)
「今日のここバクーで様々な感情が入り乱れています。ピエールの5位という素晴らしい結果を達成できたことは皆非常に嬉しく思っています。しかし、裕毅については非常に残念です。リアウイングのDRS機構とフラップの周りのメカニカルダメージを負ったことで6位を失ってしまいました。激しいレースのなかで、ふたりはファーストスティントをミディアムタイヤで強力に戦いました。最初のバーチャル・セーフティカーの機会を利用して、2台のマシンをピットインし、ハードタイヤに交換することを決めました。思っていたより少し早いタイミングだったので、レース終了まで長い道のりだと思いました。ふたりとも、タイヤとマシンのマネージメントで素晴らしい仕事をし、すべてが順調で安定しているように見えました。残念ながら、2番目のバーチャル・セーフティーカーのおかげで、ハミルトンは2つ目のハードセットに適合し、レース終了のわずか7周前にパスされてしまいました。ピエールは劣化したタイヤを考慮しつつ、良いペースのまま5位でレースを終えました。裕毅のメカニカルダメージは、修復しなければならず、それによって彼は順位を大幅に失ってしまいました。彼に謝罪します。彼は今週末、(6位という)結果に値する素晴らしい仕事をしていました。とにかく、今週末は私たちのモラルを高めます。コンストラクターズチャンピオンシップで6位までの差を縮めることができました。来週のカナダでもこの良い形を確定することが目標です」
Session Result
POS | DRIVER | TEAM | TIME |
---|---|---|---|
1 | Max Verstappen | Red Bull Racing RBPT | 1:34:05.941 |
2 | Sergio Perez | Red Bull Racing RBPT | +20.823s |
3 | George Russell | Mercedes | +45.995s |
4 | Lewis Hamilton | Mercedes | +71.679s |
5 | Pierre Gasly | AlphaTauri RBPT | +77.299s |
6 | Sebastian Vettel | Aston Martin Aramco Mercedes | +84.099s |
7 | Fernando Alonso | Alpine Renault | +88.596s |
8 | Daniel Ricciardo | McLaren Mercedes | +92.207s |
9 | Lando Norris | McLaren Mercedes | +92.556s |
10 | Esteban Ocon | Alpine Renault | +108.184s |
11 | Valtteri Bottas | Alfa Romeo Ferrari | +1 lap |
12 | Alexander Albon | Williams Mercedes | +1 lap |
13 | Yuki Tsunoda | AlphaTauri RBPT | +1 lap |
14 | Mick Schumacher | Haas Ferrari | +1 lap |
15 | Nicholas Latifi | Williams Mercedes | +1 lap |
16 | Lance Stroll | Aston Martin Aramco Mercedes | DNF |
DNF | Kevin Magnussen | Haas Ferrari | - |
DNF | Guanyu Zhou | Alfa Romeo Ferrari | - |
DNF | Charles Leclerc | Ferrari | - |
DNF | Carlos Sainz | Ferrari | - |