ピエール・ガスリー

FP1ベストタイム：1分12秒467

予選ベストタイム：1分11秒631（Q2敗退 / 12位）

決勝スタート：12番グリッド

「Q1でリスクを負って誰よりも先にスリックを履いたけれど、その価値はあった。Q2でレーストラックがドライになったのでタイトな戦いになることは予想していたし、結果的にQ3を0.4秒差で逃してしまったけれど、全体的には良い内容の予選だったと思うし、自分のラップには満足している。ペースは確実にあったので、Q3まで進出できなかったのは機会損失だった。ポールを獲得したドライバーを見ると尚更そう感じる。明日のスプリントでいくつか順位を上げて日曜日の決勝でさらに先を狙える位置にはつけられていると思う」

 

角田裕毅

FP1ベストタイム：1分13秒347

予選ベストタイム：1分16秒264（Q1敗退 / 19位）

決勝スタート：19番グリッド

「当然ですが、今日の結果には落胆しています。FP1からストレートでのグリップがなく、予選前にそのソリューションを見つけることができませんでした。Q1ではドライタイヤで2周できましたし、良いタイムを得ようとしましたが、残念ながらグリップがなかったためにペースが得られませんでした」

ジョナサン・エドルス（チーフレースエンジニア）

「ブラジルではいつも天気がサプライズを提供しますが、今週末もここまでは例年通りです。今回はスプリントが設定されているので、予選前にすべてのセットアップを完了させておく必要がありました。なぜなら、予選からパルクフェルメ状態になり、変更を加えられなくなるからです。ですので、FP1で予選の準備を進めることにフォーカスしていました」

「FP1は予選前唯一のプラクティスセッションでしたので忙しなかったですが、とにかくマシンのセットアップに集中しました。ピエールのマシンはバランスを見出すことができましたが、裕毅のマシンは全体的にグリップがなかったので、予選前にいくつか変更を加えました。予選前にある程度の雨が降りましたので、予選はダンプでスタートしました。タイヤは適切なセットを選べましたが、裕毅はグリップに苦しみ続け、Q1で敗退してしまいました。ピエールは非常に良い仕事をしてQ2まで進出しました。彼のペースは良さそうでしたが、雨が強まってきたために2セット目のドライのフロントが最適な温度まで上がらず、Q3進出に必要なタイムを記録できませんでした。あそこまでは強力なパフォーマンスを見せてくれていたので非常に残念です。チャンスをもっと活かせたはずです」

「現在、マシンはパルクフェルメ状態なので変更を加えることはできません。ですので、明日に向けて私たちができることはスプリントとレースで順位を上げるためにタイヤについてさらに学ぶことです。明日も雨が降る可能性があるようですが、雨は私たちの助けになるでしょう。明日と決勝で順位を上げられる可能性が見えてくることを願っています」