角田裕毅
決勝最終結果:10位
「タフなレースでしたが、メカニックをはじめとするチームが素晴らしい仕事をして、昨日アクシデントに見舞われたマシンを修理してくれました。また、セクター2で少しタイムは失いましたが、エンジニアたちが強力なセットアップを見つけてくれました」
「今週はロングランをそこまで試せませんでしたが、強力なペースが得られましたし、レースを通じて同じパフォーマンスが維持できたことはチームとって素晴らしいことだったと思います」
「また、自分のパフォーマンスにも満足しています。今日の僕には一貫性がありました。マクラーレン勢に挟まされていて、少しでもミスを犯せばポイントを失う状況でしたので、かなりの集中が必要でしたが、最終的にトップ10フィニッシュをまた記録できました。継続してポイント圏内に入るためには開発と成長の余地はまだありますが、今後さらに強力な走りができるという自信をチームの中に見出せています」
ニック・デ・フリース
決勝最終結果:DNF
「今日のアクシデントは完全に僕のミスです。馬鹿げていて不要なミスでした。責任は僕にあります。自分に落胆していますが、仕方がありません。このレースウィークエンドからはポジティブなものも得られたので、それらを意識していこうと思います。来週またレースができるので、今週のレースはなるべく早く忘れるようにします」
ギヨーム・ドゥゾトゥ(マシンパフォーマンス責任者)
「ポイントを獲得してレースウィークエンドを終えることができて大変嬉しく思っています。裕毅はソリッドなレースを見せてくれましたし、戦略の判断も正しく、ピットストップも十分な速さでした。レーススタート時に後方の速いマシンを抑えるのに苦労することは分かっていましたが、裕毅は集中を保ち、ミスを犯さず、マクラーレン勢、ハース、アルピーヌとトレインで走り続けました」
「私たちはセーフティカーのシナリオを考えながら、他のマシンの動きを監視し続けましたが、結局、自分たちが反応しなければならないような展開にはなりませんでした」
「ニックのレースはオフセット戦略でスムーズにスタートしました。ハードタイヤを選択し、上位進出のチャンスを逃さないようにしたのですが、残念ながらターン5のインサイドに接触して左フロントのトラックロッドが折れてしまい、サーキット上に停車せざるを得なくなりました」
「全体的に、このレースウィークエンドは十分な内容でしたし、サーキットレイアウトも私たちに合っていました。マイアミとの類似点がいくつかあるので、数日ですべてを見直して、次の週末に向けて最善の準備をしていきます」
フランツ・トスト(チームプリンシパル)
「最初にワンツーフィニッシュを再び記録したレッドブル・レーシングに謝意を述べたいと思います。私たちの話をすると、まず、バクーにはいくつかの空力のアップデートを持ち込んでいたのですが、これらが上手く機能しているようなので満足しています。ビスターのチームが素晴らしい仕事をしてくれたので、レースウィークエンドのスタートから高い競争力が得られていました。もちろん、ハイライトは裕毅が8位でフィニッシュした金曜日の予選です」
「今日の決勝での裕毅はストロールとラッセルに1周目でオーバーテイクされてしまいましたが、彼らのマシンは私たちのマシンより速いので想定内の展開でした。とにかく、裕毅は素晴らしい仕事をしてくれました。マクラーレン勢の間に割って入り、ノリスを追い込みながらピアストリを抑え続けました。再び強力なパフォーマンスを見せてくれた裕毅を大いに称賛したいです。この結果からは、彼がレースごとに成長していることが分かります」
「残念ながら、ニックはアクシデントに見舞われました。ターン5でウォールに接触して左フロントのトラックロッドが折れてしまったため、リタイアとなりました。私たちのマシンのパフォーマンスはシーズン開幕時と比べると大幅に向上していますので、次のマイアミのレースがこれまで以上に楽しみです」
Session Result
POS | DRIVER | TEAM | TIME |
---|---|---|---|
1 | Sergio Perez | Red Bull Racing Honda RBPT | 1:32:42.436 |
2 | Max Verstappen | Red Bull Racing Honda RBPT | +2.137s |
3 | Charles Leclerc | Ferrari | +21.217s |
4 | Fernando Alonso | Aston Martin Aramco Mercedes | +22.024s |
5 | Carlos Sainz | Ferrari | +45.491s |
6 | Lewis Hamilton | Mercedes | +46.145s |
7 | Lance Stroll | Aston Martin Aramco Mercedes | +51.617s |
8 | George Russell | Mercedes | +74.240s |
9 | Lando Norris | McLaren Mercedes | +80.376s |
10 | Yuki Tsunoda | AlphaTauri Honda RBPT | +83.862s |
11 | Oscar Piastri | McLaren Mercedes | +86.501s |
12 | Alexander Albon | Williams Mercedes | +88.623s |
13 | Kevin Magnussen | Haas Ferrari | +89.729s |
14 | Pierre Gasly | Alpine Renault | +91.332s |
15 | Esteban Ocon | Alpine Renault | +97.794s |
16 | Logan Sargeant | Williams Mercedes | +100.943s |
17 | Nico Hulkenberg | Haas Ferrari | +1 lap |
18 | Valtteri Bottas | Alfa Romeo Ferrari | +1 lap |
DNF | Guanyu Zhou | Alfa Romeo Ferrari | - |
DNF | Nyck De Vries | AlphaTauri Honda RBPT | - |