ニック・デ・フリース

FP3ベストタイム：1分29秒447

予選ベストタイム：1分28秒325（Q2敗退 / 15位）

「もちろん、もっと良い結果が欲しかったですが、FP1とFP2を振り返ると、チームとしては満足できますし、パフォーマンスの向上も良かったと思います。出遅れましたが、徹夜での改良が初のQ2進出へ繋がりました。僕たちにとっては素晴らしい功績です」

「このサーキットでのロングランの経験が足りませんし、オーバーテイクも難しいですが、決勝は長丁場なのでチャンスの可能性はあると思いますし、それを逃さないようにしたいです。グリップレベルは低く、ラインから外れたときは特にそうなので滑りやすいですが、明日はまた別の日ですし、勝負したいです！」

 

角田裕毅

FP3ベストタイム：1分29秒179

予選ベストタイム：1分28秒429（Q1敗退 / 17位）

「僕たちが望んでいた結果とは大きく異なります。序盤からペースが得られず、苦しみました。中団争いはここ数レースを通じて厳しいですが、明日はまた別の日なので、状況を見守りたいです」

「セットアップはかなり大きく変更しましたが、機能していない印象でした。集中して前進してきます。バランスは悪くなかったですが、グリップが悪かったですね。難しい状況に置かれていること、ベストな予選ではなかったことを受け入れる必要がありますが、今夜すべてのデータを見直して、明日のためのパフォーマンスを見つけたいと思います」

ギヨーム・ドゥゾトゥ（マシンパフォーマンス責任者）

「昨日のフリープラクティスから新品タイヤでグリップを得るのに苦しんでいます。徹夜の分析のあとエンジニアたちと興味深い議論をした結果、今日はセットアップを大きく変更して、空力負荷によりフォーカスすることにしました」

「残念ながらFP3はそれでも難しく、両ドライバーはソフトタイヤでのオープニングラップでパフォーマンスを引き出せませんでした。そのあと予選に向けて分析と微調整をさらに重ねました。中団争いはかなりタイトになることを予想していました」

「Q1はラップを重ねるたびにレーストラックのコンディションが向上していきましたし、トラフィックも上手くコントロールできたので、両マシン揃ってクリーンなラップを記録できました。そのおかげでニックはQ2へ進出できました。彼のチーム全員のハードワークが報われましたね」

「Q2でのニックはユーズドで1回、新品で1回アタックを試み、私たちもまたトラフィックを上手くコントロールできたのですが、上位進出はできませんでした。裕毅については、3つのセクターを上手く繋げられず、0.5秒以内の差でQ2進出を逃してしまいましたので、フラストレーションが溜まりました」

「スターティンググリッドにやや変動があったので、明日はいくつかのアクションが期待できます。今夜複数の戦略を分析して、アドバンテージを得てポイントを獲得できるようにしたいです。天候も影響しますし、天候でチャンスが得られる可能性があります。グリッド後方からのスタートはリスクを負うのが簡単ですし、ファイトする準備はできています！」