エジントンは1996年にジュニアデザイナーとして1年在籍したティレルF1チームからモータースポーツキャリアをスタートさせた。

その後、エジントンはエクストラックでギアボックス設計エンジニアを務めたあと、ドイツへ渡りオペル・チーム・ホルツァーでデザインエンジニア兼レース＆テストチームエンジニアとして5年間働いた。

次に、エジントンはレース＆デザインエンジニアとしてアストンマーティン・レーシングに短期間在籍したあと、レースエンジニアとしてミッドランドF1に加入してF1へ復帰した。ミッドランドには5年在籍したが、その間にチームはスパイカーF1、フォースインディアF1チームへと改称を重ねた。

エジントンは2010年にフォースインディアを離れると、当時設立されたばかりだったケーターハムF1にチーフエンジニアとして加入。2年後にオペレーションズディレクターへ昇進したあと同職を2年務め、2014年にビークルパフォーマンス責任者としてスクーデリア・トロ・ロッソへ移籍した。そして、その3年後に副テクニカルディレクターへ昇進すると、続いてテクニカルディレクターへ昇進した。

子供2人の父親でもある英国出身のエジントンは、ファエンツァとビスターを往復しながら、テクニカル / マシンパフォーマンス関連業務の総責任者として活躍を続けている。