マイアミ・インターナショナル・オートドロームは、F1世界選手権2023シーズン第5戦マイアミGPの舞台となる新設市街地サーキットだ。

マイアミ・インターナショナル・オートドロームはメルボルンのアルバートパークを彷彿とさせる特設公道コースで、マイアミガーデンズにあるハードロック・スタジアムを取り囲んでいる。全長5.41kmのコースには合計19のコーナーが用意されており、非常に興味深いレイアウトとなっている。市街地サーキットながら、3本のロングストレートそれぞれにDRSゾーンが設定されており、トップスピードは320km/hにも達するため非常に高速だ。コースの大半がフラットだが、一部で勾配が変化しており、ターン13から16にかけてのセクションが最大の難所になる。また、ターン14から15にかけてのシケインは、進入部分がやや上り坂だが、出口に向かって急激な下りになっている。

インディアナポリス、セブリング、リバーサイド、ワトキンスグレン、ロングビーチ、ラスベガス、デトロイト、ダラス、フェニックス、オースティンに次いで、マイアミは米国11番目のGP開催地になる。