スペインGP：基本情報

近年のスペインGPはモントメロにあるカタルーニャ・サーキットが定番の開催地となっている。

1991シーズン以来スペインGPをホストしているこのサーキットはバルセロナから北へ20kmほど向かった場所に位置し、コース全長は4.66kmとなっている。

1951シーズンのペドラルベスからモンジュイック、ハラマ、ヘレス、そして現在のバルセロナまで、スペインGPは計51回開催されてきた。尚、2008シーズンから2012シーズンにかけては、スペイン第2のGP、ヨーロッパGPがバレンシアの市街地サーキットで開催されていた。

近年のスペインGPはF1カレンダーのクラシックイベントのひとつで、その16のコーナー群を隅々まで知り尽くしているトップドライバーの多くがフェイバリットに挙げている。

カタルーニャ・サーキットは低速コーナーと高速コーナー、シケインやロングストレートが組み合わさったレイアウトのため、マシンのストロングポイントとウィークポイントの確認と検証に適している。そのため、カタルーニャ・サーキットは実走テストやシミュレーションで頻繁に使われている。